2017年5月27日土曜日

1年半越しの海外相続の案件が完了!

一昨日の朝5時過ぎにメールをチェックしたところ、お客様からのメールが入っていました。「小切手が届きました」とのことでした。メールをみて、途端に目が覚めました。

この件は、遡ること、かれこれ平成27年秋にご依頼いただいた件でした。しかし、先方(海外の金融機関)にとってのイレギュラーなケースであったようで、思う様に手続きが進みませんでした。

早朝の国際電話やレターで、何度もやりとりをしていましたが、結果がでず、私としても「もしかしたら、解決しないのではないだろうか…」と、やや弱気になるような件でした。

こちらの件は、ウェブサイト経由で、弁護士の先生からコンタクトをいただき、お客様をご紹介いただきました。
その時点で、既に、某有名弁護士事務所が多少関与していたこともあり、私たちが取り扱う必要はないのでは?、ともお答えしていたのですが、もろもろの事情があり、また、過去に類似の案件を私たちが対応した実績があるということで、私たちのところでお引き受けすることになりました。

こちらの件では、証券を紛失したと先方機関へ連絡していたこともあり、その紛失した証券(Lost securities)に関する手続きやMedallion Signature Guaranteeに関する手続きも必要で、かつ、先方機関からは、当初は「できない」と言われた手続きでしたので、お客様にも、初めから「もしかしたら、お望みの結果にはたどりつけないかもしれない」ということも、ご了承いただいたうえで、着手しました。

…そして、1年半以上かかりましたが、ついに完了となり、感激もひとしおです。(しかし、うちの事務所の最長ケースは3年というのがありました^^;)

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■ 執筆者紹介 ■

笹山千惠子(Chieko Sasayama)
- CS planning(FPオフィス) 代表
ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)
行政書士 (登録番号 第10091566)
個人情報保護士(2010年合格)
著作権相談員名簿(文化庁等に提出)登載
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