2022年1月25日火曜日

2021年のご相談件数、ご相談内容のまとめ

2021年のご相談件数、ご相談内容のまとめ

昨年2021年中のご相談について、件数・内容をまとめました。

というのも、先日、お客様から、当事務所(CS Planning)の実績についてのご質問があり、ご依頼の際のご参考になればと、ご報告することにいたしました。確かに、どのような件をどのくらい取り扱っているか、というのは、ご依頼する際には気になるところかと思います。

少しでも多くの方のお役に立てればと思いますので、今年(2022年)は、私の時間と身体が許す限り、更に多くの方からご相談を受けることができればと思っています。

※ご相談事例もブログ記事に掲載しておりますので、ご興味がある方はご覧ください。

ご相談事例(海外相続)


2021年のご相談件数、ご相談内容

全体件数は、約60件です。

そのうち、6割が、海外のご相続/遺言・海外の資産解約に関するご相談です。残りの4割がUnclaimed Property(未請求資産)Medallion Signature Guarantee(メダリオン署名保証)に関するご相談です。

Unclaimed Property(未請求資産)については、米国デラウエア州のご相談・ご依頼が多くを占める状況ではありますが、その他、オハイオ州、カリフォルニア州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ユタ州などの州のご相談をお受けしました。

国際税務に関する件では、日本のみならず、海外からもご相談をいただきました。しかし、個別の税務のご相談は税理士の専管業務ですので、税理士をご紹介いたしました。


海外資産のご相談を受けた国・地域

国については9割近くがアメリカの件ですが、その他、イギリス、インドネシア、シンガポール、ニュージーランドなどのご相談もお受けいたしました。


ご依頼の割合

ご相談をお受けしたうち、3割程度の方からご依頼をいただきました。

ご相談のみで、解決したり、ご安心・ご納得いただけた方もいらっしゃいます。その他、税理士等、他の専門家に紹介させていただいた件もございます。

この数字からお分かりいただけるとおり、相談したら、絶対に依頼しなければならない、というように誘導することはありませんので、ご安心ください。お困りのことがございましたら、是非お気軽にご相談ください。


特記事項

なお、昨年2021年に限らず、Unclaimed Property(未請求資産)のご依頼をうけて、返還されなかった件は、この10年間、1件もありません。全てお客様の手元に戻ってきています。

ご相談の際のご参考になれば幸いです。

(笹山)


心に不安やすっきりしない気持ちを抱えたままの状況から、
一歩進みだすお手伝いができれば幸いです。
当事務所は、
「海外資産のお悩みをひとつでも減らすこと」
「資産と安心をお手元に届けること」
を使命としています。

■ ご相談受付 ■


- ご相談受付ページ↓又は以下のメールアドレスからご連絡ください。
- 初回ご相談30分無料
- お問い合わせメールアドレス info■sasayama-jimusho.com
(■の部分を@に変更してご送信ください)

【国際税務に関するご相談について】
税金について、当FP事務所でお伝えできるのは、一般的な情報についてです。
相続税の試算、申告納税のご相談に関しては、税理士にご相談ください。

■ 事務所紹介 ■

- CS planning(FPオフィス) 

代表 笹山千惠子(Chieko Sasayama)
ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)
行政書士 (登録番号 第10091566)
個人情報保護士(2010年合格)

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2022年1月4日火曜日

2022年 年頭のご挨拶と目標

2022年を無事に迎えることができました。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。新しい年が、皆さんにとって素晴らしい年となることを祈念いたします。

年末年始に、しばらく放置していた、ビジョナリー・カンパニーZEROという本を、改めて読み進めていました。その中に、どんなに小さな企業でもビジョンを考えることが大切である、というようなことが書いてありました。

そこで、新年を迎えて、改めて事務所のビジョンを考えていましたが、そんなに簡単にはまとまらないので、まずは、2022年の目標という形で、考えてみました

① 「相談してよかった、依頼してよかった」と思われる事務所になる

まず一番目には、ご相談やご依頼いただくお客様が、相談してよかった、依頼してよかったと、心から思っていただける事務所にしたい、ということです。

事務所のサービスを通じて、お客様に喜んでいただき、安心していただくことが、私や一緒に働く人たちの幸せにもつながっていると思います。

そのため、お客様が何を求めているのか、どういうサービスが嬉しいか、を追求していきたいと思っています。

自分がやりたいと思っているサービス、仕事、ではなく、お客様が求めているサービスは何か、という点に軸足を置いて考えていきます。独りよがりにならずに、自身も、常に消費者としての感覚を忘れず、慢心せず、考えていきたいと思います。

そして、どんなサービスを提供すれば、この目的を達成することができるか?を、考えています。お客様が望む状況(資金の回収等)に至ることはもちろんとして、

  1. 適正な料金設定
  2. ホスピタリティの精神を持って接すること
  3. お客様の心配事に寄り添う姿勢
  4. 相談をしやすくするため、安心いただくための事務所の環境整備
  5. 利用のしやすさ

これらを常に心がけ、模索し、反省し、アップデートしていきたいと思います。


② 「小さくても堅実に。やりがいと収益力がある事務所を作る。そして、働く人の私生活や幸せも大切にする。」を念頭にかかげ行動する。

 私の事務所に対する考え方は、開業してからつい最近まで、「事務所や売上げは大きくしていくべき」、というような、「拡大」志向でした。スタッフを増やして、売上を増やして…というのが当たり前、といいますか…。

しかし、振り返れば、この拡大志向には、ずっと、そこはかとない違和感を感じていたように思います。

その違和感を掘り下げてみると、私が目指していたのは、むやみな拡大志向というわけではなく、

小さくても堅実で、やりがいと収益力がある事務所を作る」ことであり、その前提として、「働く人の私生活や幸せも大切にする」ということだったこと、に気づきました。

これが違和感のもとだったと思います。

なので、今年の目標の2つ目としては、「小さくても堅実に。やりがいと収益力がある事務所を作る。そして、働く人の私生活や幸せも大切にする。」ということを念頭にかかげ、行動していきたいと思っています。

実は、この目標は、ビジョナリー・カンパニーZEROという本の中で紹介してあった、ある企業のビジョンからヒントを得たものです。

2022年は、上記2つの目標を心に、業務に取り組んで参りたいと思います。

新しい年が、皆さんにとって素晴らしい年となることを祈念いたします!

本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。




心に不安やすっきりしない気持ちを抱えたままの状況から、
一歩進みだすお手伝いができれば幸いです。

当事務所は、
「海外資産のお悩みをひとつでも減らすこと」
「資産と安心をお手元に届けること」
を使命としています。

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代表 笹山千惠子(Chieko Sasayama)
ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)
行政書士 (登録番号 第10091566)
個人情報保護士(2010年合格)

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アメリカの相続と日本の相続の違い(2)法制度の違い

アメリカの相続と日本の相続の違い(2)法制度の違い 日本は、大陸法系の国です。世界には、大陸法(シビル・ロー)系の国と、英米法(コモン・ロー)系の国があり、日本は前者に属しています。 アメリカの相続では、法制度がそもそも異なることもあり、金融機関の担当者等との相互理解が難しいこと...